芥川也寸志

最終更新日 2005/11/06


(目次)

 交響三章

 弦楽のための三楽章


交響三章
作曲年 1948年
演奏時間 25分
編成 Fl2、Ob2、Cl2、Fg2、Hr4、Tp2、Tb2、
Tim1、Perc2(スネアD、バスD)、Pf1、弦5部
演奏経験 2回 (1st:1回、2nd:1回)
所有CD なし
音域 1st(H-1−Gis1)、2nd(E-1−Fis1)

 

 この曲は芥川が23歳の時、1948年に作曲された曲である。当時東京音楽学校の作曲科講師として教えていた伊福部昭の影響が強く感じられる作品であったと言われている(らしい)。
 この曲は編成は2管編成を基本としており、トロンボーンも2本という珍しい曲であるが、どのパートにも2本であたかも1本で吹いているような掛け合いが現われる。トロンボーンも例外ではなく、最初の出番からそうである。例えば1stが頭打ち、2ndが裏打ちというように、ところどころに出てくる。また音域的にも幅広い。他の管楽器はソロも多くかなり活躍する感じがするが、トロンボーンにはソロはまわってこない。脇役として活躍する場面が多い。さらにミュートを着けるのに約3秒ほどしかないところが1箇所あり、なかなかの困ったところである。3楽章はほとんど吹き詰めになり体力的にもキツい曲になる。その割にはあまり報われない曲であるとも思えます。
 こんな珍しい曲を2回もやったことがあるのは、なかなか貴重な経験と言えるのではないでしょうか?

 


弦楽のための三楽章
作曲年 1953年
演奏時間 10分
編成 弦5部
演奏経験 tacet
所有CD なし