名古屋工業大学管弦楽団OB会
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指揮者の横顔

指揮者石橋義也先生が8月13日に肺炎の為お亡くなりになりました。

名古屋工業大学管弦楽団とは、1970年に初めて来団して頂いてから8回、OB会とは1982年以降11回の演奏会を持つほどに馴染みも深く、同楽団の名誉指揮者でもあります。
2年に一度のOB会定期演奏会には、毎回いろいろなアイデアを用意して来てくださり、練習では厳しくも楽しく、ご指導して頂きました。
第13回の練習開始当初より、体調は思わしくなかったようでしたが、悠々とタクトを振る、いつもの元気なお姿しか記憶にありませんでしたので、先生が回復されることを信じて、同じ舞台に立つことを心待ちにしておりました。
名工大オケを誰よりも理解し、情熱を注いでいただいた先生を突然失ったことは痛惜の念にたえません.
今まで本当にありがとうございました。団員一同、心よりご冥福をお祈りいたします。

名古屋工業大学管弦楽団OB会一同

指揮者近影 指揮 石橋義也
東京芸術大学器楽科卒。バイオリンを兎束竜夫、岩崎洋三氏に、指揮法を山田一雄氏に師事。
東京フィル・コンサートマスターを経て、ウィーン・アカデミーに留学、指揮法をヴィルヘルム・ロイブナー、ブルーノ・マデルナ氏に師事、ウィーン室内合奏団コンサートマスターおよび指揮者として活躍。1968年第18回ブザンソン国際指揮者コンクール第2位受賞。帰国後、東京フィルの他、札幌交響楽団、群馬交響楽団、東京交響楽団、新星日本交響楽団、名古屋フィル、大フィル、関西フィル、九州交響楽団等を指揮する一方、二期会オペラ指揮者として「カルメン」「蝶々夫人」「夕鶴」等数多くのオペラを指揮する。1973年文化庁在外研修生としてヨーロッパ、アメリカに派遣され、ワイマールにてアルヴィド・ヤンソンス氏に師事。1979年5月には、歌劇「夕鶴」の中国公演に同行した。
名工大オケとはこれまでに現役と8回、OBとも11回(2002.9.22現在)の演奏会を持つほどに馴染みも深く、名工大オケの名誉指揮者でもある。 現在、京都教育大学、長崎大学大学院非常勤講師。

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